投資信託とは!?①
皆さま、こんにちは。
ファイナンシャル・プランナーの小塚です。
今回から、金融商品についてご紹介します。
今日は、長期投資にオススメの投資信託について見ていきましょう。
投資信託とは、株式や債券等がパックになっているものを各投資家と共同購入して運用しているものです。(パックにする銘柄等は運用会社の専門家がどれを売ってどれを買えば良いかを日々考えて運用してくれています。運用会社にとってもその商品のパフォーマンスが良くないと売れないですからね。)
また、共同購入のため、少額(多くの場合1万円)から買うことができます。
1人で50から100銘柄に投資をしようとすれば、1万円では買えませんから、少額で分散投資が出来ることが特徴です。
また、投資信託のパックはテーマごとに分かれています。
例えば、将来AI関連の銘柄が伸びると思うから投資したいが、1つ1つの企業分析をするのは大変ですし、多くの銘柄に投資をする資金力がない。といった場合、AIをテーマにパックにしてあるものを買えば、プロが日々値動きを見ながら勝手にその銘柄たちを売買してくれます。自分が見るのはその投資信託の値動き1つで良いのですごく楽に分散投資が行えます。
株式とは違い、自分で操作せずともプロが勝手に利益を求めるよう売買をしている事と、個別株式への投資ではないため日々の値動き(株式はマーケットが開いている間中動くのに対して投資信託は1日に1回値段が決まります)が少ないため、長期的に利益を上げるものと考えておくのが良いでしょう。反対に長期でないと手数料で負けてしまいます。
軽微な上げ下げには動じずに3年以上持つことをお勧めします。
手数料は以下の3点です。
①購入するときの販売手数料(株式よりも高い%のことが多いです)
②保有しているときの信託報酬(プロに運用してもらっているので費用はこちらで払います)
③解約するときの信託報酬留保額(共同購入のため、誰かが売ってしまうと運用資金が減ってしまい、持っている他の人が不利にならないように置いてもらう金額のこと)
また、途中で現金として戻されるものを分配金と言います。(株式の場合は配当)
分配金は投資信託により年0回から12回(毎月分配型)のものがあります。
自分が将来有望と考えるテーマを見つけたら投資信託で長期的に預けておくのも1つの運用手法ですね!
次回は、最後に少し触れた投資信託の分配金についてです。さて、毎月分配は得なのか?
次の記事も読んで頂けると嬉しいです!!
ファイナンシャル・プランナー
小塚歩(こづか あゆみ)
※この記事で紹介している内容は2018年9月現在の内容です。将来、制度内容は変更される可能性がございます。