債券とは!?①
皆さま、こんにちは。
ファイナンシャル・プランナーの小塚です。
今回からは、金融商品の中の「債券」について見ていきましょう。
債券とは、誰か(発行体)がお金を集めたい時に、
『一定期間(満期までの期間)預けてください。その代わり、預けてくれている期間に金利をお支払いします。』
という定期預金に仕組みが似ている商品です。
今日は、そんな債券の種類について書いていきます。
まず、発行体(お金を集めたい所)がどこがで、種類を分けられます。
①国債…国が発行する債券。
②地方債…地方公共団体が発行する債券。
③特別債…公団、公庫、金庫や特別法による株式などの政府関係機関と特別の銀行がそれぞれの特別法に基づいて発行する債券。
④金融債…金融機関の発行する債券。
⑤社債…一般の事業会社が発行する債券。
⑥外国債…発行者、発行市場、通過のいずれかが海外である債券。
色々な団体が債券を発行してお金を集めています。
次に、 利息の貰い方により種類が別れます。
大きく分けて2種類です。
①利付債…額面100%で発行され期間中に利払いがされます。償還日(満期)に額面100%が払戻されます。(発行体が倒産したり、財務悪化に陥った場合には返せるだけの額が返還されます。)
ですから、この利付債の利益は、毎回の利息となります。
②割引債…額面100%未満で発行され、償還(満期)が来ると額面100%の金額が払われる債券です。このタイプには利息が出るものと出ないものがあります。出ないものについての利益は、最初に払った金額と満期で貰う金額の差額となります。利息が出るものに関しては、差額と毎回の利息が利益となります。
債券について分かってきましたか?
次回は、今回の記事内容を踏まえて応用編として、外国債(外債)について見ていきましょう。
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ファイナンシャル・プランナー
小塚歩(こづか あゆみ)
※この記事で紹介している内容は2018年9月現在の内容です。将来、制度内容は変更される可能性がございます。