REITとは!?①
皆さま、こんにちは。
ファイナンシャル・プランナーの小塚です。
今回からは上場株式に似ている上場REITについて見ていきましょう。
(読み方は「リート」です。)
前回ご紹介しました株式と同じように上場しているので、一般の方も売買ができます。
REITとは、不動産投資の1つで、ある不動産投資法人(事業的規模で不動産を保有しており、家賃等の収入を得ている)が証券化され市場で売買されています。
単位は1口であることが多く、数十万円くらいです。
ですから、自分で不動産を何千万円、何億円という金額を買わずとも、数十万円で不動産投資をかじれるということです。分配金もありますので、その法人の利益のおこぼれを貰うことができます。
しかも!!!
REITは株式と違い、収益の90%を投資家へ分配することで税金が安くなるという仕組みを持っていますので、分配金の利率は高いことが多いです。
自分では中々、不動産投資ができないことが多いですから、こういった形で不動産を所有せずとも不動産市場の利益を取りに行けると、家賃相場や不動産価額が上がりそうな時期に投資してみることをオススメします。
また、不動産といっても様々あります。
オフィスやホテル、倉庫、介護施設…等々。
各法人によって投資している不動産のテーマを決めていることが多いですから、「海外旅行客が増えそうだからホテルに投資しよう。」「都会のオフィス家賃が上がってきているからオフィスだ」「物流がこれからもっと伸びそうだから倉庫だ。」と自分でこれから伸びそうな不動産を探しながら、少しずつ投資ができるのもREITの魅力です。
また、こちらは株式、投資信託と同様にNISAが使えますので、非課税枠を活用してみてください!
(NISAについては別記事で紹介しています。)
REITはあまり知られていないかもしれません。
他の人と差をつける運用に1つ取り入れてみては如何でしょうか。
それでは、次回からは、これまでNISAやiDecoの制度、金融商品について紹介してきましたので、
いよいよ、どのような運用手法があるのか、を見てきましょう!!
次の記事も読んで頂けると嬉しいです!!
ファイナンシャル・プランナー
小塚歩(こづか あゆみ)
※この記事で紹介している内容は2018年現在の内容です。将来、制度内容は変更される可能性がございます。