新聞から株気配を読み取ろう!(2018年11月7日)
皆さま、こんにちは。
ファイナンシャル・プランナーの小塚です。
今日の新聞からピックアップする記事は、日経新聞朝刊19面
見出し『クボタ、純利益2%減』です。
タイトルだけではマイナスな印象の記事ですが、中身を読むと、売上は上がっているが、原材料が高くなり、押されてしまったというような内容。
これで今日の株価はどう動いたのでしょうか、見てみましょう。
前日終値:1793.0円
始値:1827.5円
高値:1880.0円(13:02)
安値:1793.5円(9:00過ぎ)
終値:1844.5円
前日よりも高値で始まりました。これは、売上が伸びているというところ、利益は落ちているが出ているという事にポジティブな印象を持たれたことが要因だと思われます。また、違うニュースで、年間配当を2円増の34円とするという事もポジティブポイントとなりました。配当を増やせるといことは利益に余裕があるからこそですよね。剰余金に余裕があるという意味です。
結果的に始まりの値段が1番低く、利益確定売りが優勢になるまで買われていったということですね!
新聞の見出しだけではわからない事もあるので、内容を読む事と始値で自分が思った動きとは異なった場合は、何か他のニュースが出てないか探ってみる事をお勧めします!!
前回同様、株価は様々な要因で動くので、これはあくまでも仮説の1つとなります。
では、次回の記事も読んで頂けると嬉しいです!!
ファイナンシャル・プランナー
小塚歩(こづか あゆみ)