『景気動向指数』~マーケット用語集⑦~
こんにちは。
ファイナンシャル・プランナーの小塚です。
投資をする時に、1つ1つの企業分析のようなミクロ的な視点も大切ですが、もっと大きな動きを捉えるマクロ的な視点を取り入れると更に情報を活かすことができますよ!
前回は「GDP」を紹介しました。
今回は『景気動向指数』を見ていきましょう。
景気動向指数とは、その名の通り、景気の動きをみる指数のことです。
景気動向指数には、29項目あり、これらをまとめて景気動向指数と呼びます。
この29の指標は、景気に対してどのタイミングで動くかによって3つのグループに分けることができ、先行して動くものを「先行指数」、ほぼ一致して動くものを「一致指数」、遅れて動くものを「遅行指数」と言います。
それぞれ代表的なものを紹介しましょう。
「先行指数」
・東証株価指数…これは、将来の良くなりそう、悪くなりそうといった見方で株価が常に動いているからですね。
「一致指数」
・有効求人倍率…これは、前々月からのデータと比較して計算されるため、現状の把握となるからです。景気の動向をみるうえで、注目される指標の1つです。
「遅行指数」
・完全失業率…仕事を探しているが、見つからない人の割合ですので、既に企業側の景気が見えた後の話になるからです。
投資をする上では、いろんなデータが転がっていますので、ぜひチェックしてみてください。
では、次回の記事も読んで頂けると嬉しいです!!
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ファイナンシャル・プランナー
小塚歩(こづか あゆみ)
(FP事務所 まいまねい 代表)
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